世界の諜報機関

 

現代物の戦闘SSでは使う機会が多い、世界中の諜報機関についてまとめてみました。
なにぶん個人作業なので、抜けているモノをご存じでしたらご一報を。


アメリカの諜報機関(存在が公のもの)


ホワイトハウス通信局

CIA(Central Intelligence Agency)  中央情報局
毎度おなじみ、ドラマ、映画、ゲームに漫画、ありとあらゆる所でその名前が呼ばれている、ワシントン郊外ラングレーに本部を持つアメリカ大統領直属の情報機関です。
前進は第二次大戦のアメリカOSS(戦略サービス局)でしたが、アメリカの直接参戦が無くなってからは国内の安全保障をその行動理念とした組織に再編されていきました。
アメリカ初めての常時設置の情報機関でもありました。
アメリカ国内での諜報活動の妨害はもとより、アメリカ国外の反アメリカ政権を転覆させる裏工作なども行っていました。
戦略的敵対国であったソ連が崩壊してからは多くの行動規正が作られて弱体化しましたが、テロ行為が日常化してきた昨今、力を取り戻しています。
総職員は約三万人。


INR(Bureau of Intelligence and Research)  情報調査局


DIA(Defence Intelligence Agency)  国防情報局
国防情報を調査、管理する機関です。
NSAと並んで、アメリカ情報国防の双璧と呼ばれています。


DISA  国家防衛情報システム局

NSA(National Security Agency)  国家安全保障局
つい最近(一九九九年)まで、その存在すら認められていなかった諜報機関です。
情報の超専門集団で、世界中を飛び交う電波を傍受しまくり、暗号を解きまくり、解析して報告するらしいと言うトンデモ機関。
さらにアメリカの通信は他国に漏れないようにしたりしているらしい。
らしい、というのは、現在でも組織の全貌が測り切れていないからで、あくまで専門家達の意見や噂を元にした情報だからです。
ともかく、彼らは陸、海、空軍の情報機関の監督権を持っており、実質的にアメリカ国防情報網の総元締めと言えるでしょう。


以下の部署も、DISA所属。
陸軍情報部
ONI  海軍情報部

AIA  空軍情報部
海兵隊情報部



以下独立部署


NRO(National Reconnaissance Office)  国家偵察局

偵察衛星の動きを管理して、世界中の情報を衛星から入手する機関です。
宇宙は平和利用しかしちゃ駄目ってみんなで決めてるのに、それを素敵にスルーしてくれちゃってる困った所。
現在莫大な予算を得ている。


FBI(Federal Bureau of Investigation)  連邦捜査局

こちらもおなじみですね。映画とかでは良く出くる、ワシントンに本部を持つ保安組織です。
彼らは警察の上位組織の様な存在で、強盗や殺人、国会議員クラスの人間の脱税、組織的犯罪に麻薬取り締まりなどを中心に取り扱います。
彼らはアメリカ中から選ばれたエリートであり、犯罪捜査の世界第一人者をごろごろと抱えています。
総職員は約二万五千〜三万人。


NIMA  国家画像地図局





旧ソ連の諜報機関
*既に解体しています。



KGB(Komitet gosudarstvennoi bezopasnosti) 国家保安委員会
西側の国では秘密警察と呼ばれていたものです。
前身は一九一七年の「テロと反革命のための全露非常委員会」、通称チェーカーで、このころKGBの職員はチェキストなんて呼ばれていたりしました。
それからは、ゲーペーウー(GPU、1922)、オーゲーペーウー(OGPU、1923〜34)、ゲーウーゲーベー(GUGB、1934〜41)、エヌカーゲーベー(NKGB、1941〜46)、エムゲーベー(MGB、1946〜53)、エムベーデー(MVD、1953〜54)なんて、凄まじい勢いで名前が変わりまくりましたが、やってることは変わりませんでした。
で、遂に一九五四年にKGBとなったわけです。
反ソ連感情を持った危険分子を投獄したり精神病院に送ったりして、ともかくソ連の安定に勤めました。
反ソ分子に対しては容赦がなかったことで恐れられもしました。


GRU  情報総局
情報総局で、現在も存在しています。ですが、非常に閉鎖的な組織であり、現在でもよく分からない組織です。
彼らは軍事的な情報管理を行い、敵国内の煽動や諜報活動をします。
スパイ機関の中では世界屈指の実力を持ち、とくに彼らに所属している特殊部隊『スペツナズ(SPETSNAZ)』は世界最高水準の訓練を受け、最高水準の装備を持ち、世界で一番恐れられた部隊でした。




イギリスの諜報機関


SS・MI5(Security Service)
内務大臣指揮下の保安局です。新聞の広告欄で職員を募集しているのは有名な話w
警察は事件後の捜査をしますが、SSは前もって危険人物に張り付いて事件を起こさせないことを目的としています。


SIS・MI6(Secret Intelligence Service)
秘密情報局。外務大臣指揮下の秘密情報局です。某浮気性のスパイもここの人。


GCHQGovernment Communications Headquarters) 
政府の暗号通信を司ります。


SB(Special Branch)
ロンドン警視庁の特別課です。なんだか英語はかっこいいw




以下多数


BNDBundes Nachrichten Dienst
ドイツの連邦情報局です。


BFV
ドイツの連邦憲法擁護庁です。


BVS
ドイツの連邦保安局です。


MAD
ドイツの軍事保安局です。狂ってる訳じゃ有りませんよ?w


DGSE(Department de la General Securite en Exteliare)
フランスの対外治安総局です。


モサド  秘密情報庁
イスラエルの対外情報機関として機能しています。
ナチスの戦犯を逮捕したことで一躍有名となり、その実力はソ連KGBと米CIAを凌ぐとすら言われています。


アマン  軍事情報部
イスラエル所属。


シャバク  保安局
イスラエル所属。


レケム  科学情報局
イスラエル所属。


国家安全省  MSS
よく分かりませんが、中国の情報機関のようです。


統一前線活動部  UFD
中国所属。


NIINational Institute of Intelligence
韓国の国家情報院です。


NSBNational Security Bureau
台湾の国家安全局です。




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